Char 2016 Tour “1976+40=2016”
Charのライブを見るのは今回が初。
幼少期に父親が"Smoky"の着メロを
使っていたこともあったが、
実際に観に行くことはなかった。
高校生の時はClaptonを聴いてたから
どうしてCharに行かないのかと
言われたこともあった。
時間軸に沿った流れではある。
今回の会場はロームシアター京都の
小振りなサウスホールでのライブ。
旧京都会館のあった地にで
きたばかりの新しいホールで、
メインホールの方は山下達郎氏の
こけら落としライブに参加できた。
随所に和のテイストが感じられる
京都らしさのあるホールである。
この日は1月からのツアーの
ファイナルだとCharは語り、
めいいっぱいいい加減なことして帰る
と笑いをとっていた。
スタートは新入りに予習が許されない
CD収録のない2曲で、
Charはトレードマークの
Vintage WhiteのMustangをプレイ。
名刺代わりの"気絶するほど悩ましい"
をのびのびと歌い上げると、
Burgundy mistのStratocasterに
ギターをチェンジ。
PSYCHE時代の2曲を披露したのち、
"Another Face"をエモーショナルに
ここで故石田長生氏の話題になり、
彼の歌を死ぬまで歌い続けると話し
彼と一緒にBAHOでプレイしていた
"ラ・ジ・カ・セ"と"Anytime"
を聴かせてくれた。
その後は"Jeff's Boogie"で持ち前の
テクニックを披露したかと思えば、
"トキオドライブ"では
ユーモアたっぷりに
グラサンをかけて演奏。
金子マリ氏とつながりが深い
"Street Information"
を久しぶりかけた後は
"Livin' in Tokyo”を Kyoto ver で。
ここから先は初期の流れに戻ると、
それに伴うように
ギターもMustangへ。
"ふるえて眠れ"など
初期の曲を披露したが、
途中の"闘牛士"では
古田たかし氏のベードラの膜が
破れてしまうハプニングがあった。
Charの無茶振りでベース澤田氏の
「実は古田氏と小中学校が同じ」
トークでつなぐ。
その後アウトロをやり直したのち
Jamから"Smoky"で本編は終了。
アンコールは
アルバム"MOON CHILD"から
多く選曲された。
"Kusriya"では古田氏の実家の
お菓子屋さんが薬屋に変わった話を
ラップに。
"Joy to the world"
"Apple Juice"など
トリオにDr.kyOnの味が出る選曲だった。
何よりアンプからのギターの音が
直に聴こえることに驚き、
やっぱりライブは
職人級の技を見るものだろうと
思うようになった。
山下達郎氏のライブは
もはや舞台芸術の域に達しているし、
Charのインプロビゼーションは
随一のものであるだろう。
今までに体感したことのないライブ
であったと感じた矢先、
年明けのフェスティバルホールでの
公演が決定し、予約を済ませるのであった。
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・セットリスト
Char 2016.11.22
@ロームシアター京都 サウスホール
全席指定 1階5列〇〇番
[with Vintage white Mustang]
01. Change
02. One More Mile
03. Head Song
04. 気絶するほど悩ましい
[with Burgundy mist Stratocaster]
05. All Around Me
06. XQZ ME
07. Another Face
08. ラ・ジ・カ・セ
09. Anytime
10. Jeff's Boogie
11. トキオドライブ
12. Street Information
13. Livin' In Tokyo
[with Vintage White Mustang]
14. ふるえて眠れ
15. Shinin' you, Shinin' Day
16. TOKYO NIGHT
17. 闘牛士
18. Smoky
[with Burgundy mist Stratocaster]
EN1. Ride on me
EN2. Kusuriya
EN3. Joy to the world
EN4. Crossroads
EN5. Apple Juice
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